2009-05-27 第171回国会 衆議院 外務委員会 第12号
○飯高政府参考人 委員御指摘のように、生産緑地制度という中では、農地はほとんど減っておりません。しっかりと農業は永続されております。 ただ、一方で、生産緑地以外の農地、これについてはやはり右肩下がりで下がっておりまして、総体として、都市内の農地は漸減といいますか、順次数値が下がっており、都市内の住民に対する新鮮な野菜の供給という意味では大変問題があろうかと思っております。
○飯高政府参考人 委員御指摘のように、生産緑地制度という中では、農地はほとんど減っておりません。しっかりと農業は永続されております。 ただ、一方で、生産緑地以外の農地、これについてはやはり右肩下がりで下がっておりまして、総体として、都市内の農地は漸減といいますか、順次数値が下がっており、都市内の住民に対する新鮮な野菜の供給という意味では大変問題があろうかと思っております。
○飯高政府参考人 先ほどお答えいたしましたように、都市農業の持つ多面的機能というのは大変重要であると思います。特に、最近におきまして、人口減少期間というか過程に入りまして、都市の中に農地を残そうという動きが最近非常に急速に高まっておるのは事実だと思っております。 一方で、農地を農地として農業を継続する形でやっていただく、そういう方々には、私どもも、従来からいろいろな、市民農園の整備でございますとか
○飯高政府参考人 都市部における農業につきましては、消費地に近い、あるいは消費地そのものの中にあるという利点を生かしまして、新鮮な農産物の供給といった生産面での重要な役割があるのは言うまでもありません。 そのほかに、都市住民ですとか学童に対する身近な農業体験の場を提供する、あるいは、災害に備えたオープンスペースの確保、潤いや安らぎといった緑地空間の提供など、重要な役割を果たしておると認識しております
○飯高政府参考人 木が生えていないはげ山の例をお引きになりましたが、先生御案内のように、山の木というのは、土砂を防ぐとかあるいは都市住民に水源を涵養するとか、さまざまな公益的機能を有しております。 そういう中にあって、例えば、はげ山というようなところは余り適地が少ないのかなと思いますが、そうでないような山に太陽光発電施設を設置する場合には、森林法に基づきまして林地開発の許可というのをとっていただくことになると
○飯高政府参考人 お答えいたします。 低炭素社会の実現に向けまして、太陽光発電が大きなツールでございまして、その設置を推進すべきことが重要である、委員御説のとおりだと思っております。一方で、昨今、世界の食料事情が一変しております中で、食料の多くを海外に依存しております我が国におきましては、農業の最も基礎的な生産基盤である農地の確保というのが、今一番重要な課題となっております。 このような中で、御指摘
○飯高政府参考人 お答えいたします。 都市農業は、野菜を初めといたしまして、新鮮な農産物を都市住民に供給する、こういった機能に加えまして、例えば身近な農業体験の場の提供ですとか災害に備えたオープンスペースの確保など、さまざまな役割を果たしております。私どもは、これまで都市農業の振興に必要な施設の整備、こういったものに対する支援などを行ってきております。 お尋ねの今回の税制改正におきまして、都市内農地
○政府参考人(飯高悟君) お答えをいたします。 委員御指摘のように、農山漁村の活性化のためにも観光の振興は大変意義のあるものと考えておりまして、私ども、これまで体験交流施設ですとか地元農産物の直売所あるいは農家レストランの整備などを一生懸命やってまいりましたが、さらに、関係府省とも連携いたしまして、農林漁家の民宿ですとか滞在型市民農園に関する規制緩和なども行いまして、都市と農山漁村の交流を進めてきたところでございます
○飯高政府参考人 お答えをいたします。 先生御指摘のように、耕作放棄地の問題というのが最近非常に大きな問題になっておりまして、私ども、マクロの数字はつかんでおりますが、その実態というのは地域によってさまざまであろうと思います。 そこで、先生お話しのように、ことしから市町村、農業委員会の方々に一筆ごとに調査をしていただくことにしております。これは何といっても、地域、現場に近い、そういった方々にやっていただくのが
○飯高政府参考人 お答えいたします。 この子ども農山漁村交流プロジェクトにつきましては、先生再三御指摘のように、子供たちにとって大変意義深いものであると同時に、私どもの所管しています農山漁村の活性化という面におきましても、地域経済への効果、生きがいの創出など、さまざまなよい効果をもたらすものと認識しております。我々、これまでも、都市農村交流というものを進めてまいりましたが、このプロジェクトがそういう
○飯高政府参考人 お答えをいたします。 美しい田園風景などの農山漁村の空間を維持保全し、こうした地域の資源を活用いたしまして、より多くの人々がゆとりと安らぎのある生活を楽しめるようにすることは、観光振興にとっても、また私どもの所管でございます農山漁村の活性化を図る上からも大変重要だと考えてございます。 こうしたことから、農林水産省では、棚田などの農村特有の良好な景観の形成を促進するため、景観と調和
○飯高政府参考人 お答えいたします。 委員御指摘のように、棚田などの美しい農山漁村の景観を維持保全していくために、また、こうした地域の資源を活用して、より多くの人々がゆとりと安らぎのある生活を楽しめるようにするため、さらに農山漁村の活性化を図るためにも、グリーンツーリズムなど、こういった都市農村交流というのは大変重要だと認識してございます。 このようなことから、私どもは、これまで、地元農産物の直売所
○飯高政府参考人 お答えいたします。 この法案に基づきまして観光圏整備の取り組みを行うことは、観光地の魅力向上のみならず、農山漁村の活性化にとっても大変意義のあることだというふうに私どもも認識しております。 観光圏の中に農山漁村での体験交流が位置づけられまして、農山漁村活性化のための施設整備の支援のほかに、情報発信ですとか交通アクセス改善の取り組みなどが支援の対象となりますことで、来訪者の人口の
○飯高政府参考人 お答えいたします。 先生御指摘のとおり、我が国では、農業用水路など農業用用排水施設の中には、歴史的価値が高く、現に周辺の市街地と一体となって地域において歴史的風致を形成し、その維持及び向上を図ることが必要と認められるものが各地で見られるところでございます。 農林水産省といたしましては、これまでも、農業用用排水施設の歴史的な価値に配慮しつつ、その機能の維持向上を図る事業を実施することによりまして